まいにちウクレレ

うたとウクレレ、コンサーティーナ moqmoqオカザキエミ うたいます うたいます

大阪に行ってきました(後編)

つづき。


 2本目は心斎橋のバー、ハワイ庵さん。ペダルスチール宮下氏に紹介してもらったお店。到着したその日に、会ったことのなかったマスターちゅうさんにごあいさつ。わらわらと飲み屋のあつまるビルのなかの、ぎゅっとしたバー。あっというまにからだになじんだような気がした。
 投げ銭ライブだったこともあり、お客さんたちがあつまったところでそろそろと開始。この日は大阪在住の高校時代の同級生がきてくれた。となりでいっしょにうたっていた、トロンボーンを吹いていた、仲間。
 いつものようにさらば恋人をうたったら、みんなに歌謡曲がすきなんだねえ、と言われ、ほんとうにそのとおりなのでうんうんとうなずいていたら、他にもなにかーと。むりやりかもめが翔んだ日をうたいました。あいかわらずすごいうた。えもいわれぬ迫力がある。
 お客さんみんながとても近く、協力してくれて、あたたかく演奏することができたけれど、個人的には反省も多かった。このところ録音にまつわる作業にかまけていて、ちょっと気がゆるんでいたのかも。長い時間演奏したらちょっとずつぼろがでてしまい、ふがいなかった。
 それでもほとんどのみなさんがCDを買ってくれて、ありがたい。たのしんでもらえるといいなあ。
 今回のCDは二枚とも、あいさつがわりの意味も込め、moqmoqのそもそものコンセプト、「ひとりでやる」ということにこだわってつくった。大阪に行ったら、また違う気持ちになってきて、帰ってからもくりかえしたのしんでもらえるような、アレンジをほどこした演奏をのこしたいなあとおもった。
 ちゅうさん、ハワイ庵にきてくれたみなさん、ありがとう!




 ともだちがこころよく(?)泊めてくれるのをいいことに、滞在を延期。
 翌日は神戸をあるきまわって、大阪にもどってライブを観て、そのあと通天閣を見物。あそびにあそんでへとへと。
 その次の日はひとりになって、京都をあるいてみたけれど、京都という街の大きさに完敗。でもばったりとなつかしの新京極に出たり、だしのにおいがただよっていたり、めあての喫茶店でドーナツをたべたりして、それなりに満喫。しかしアイリッシュパブにいくという当初の目的をすっかりわすれていたのでした。ちゃんちゃん。
 またいこう、大阪!ライブを中心に振り返ったけれど、ひさしぶりのともだちたちに会えたこと、ほんとうにうれしかった。そしてごはんがうまい。長々ありがとうございました。