まいにちウクレレ

うたとウクレレ、コンサーティーナ moqmoqオカザキエミ うたいます うたいます

写真でふりかえる数日 1

この数日はよく演奏していました


まずは30日@藤沢bar cane's
わたしにとってはおなじみの場所だけれど、この日は佐藤嘉風氏がライブしにきてくれました。


さっぱりしたセッティングでおとどけ


ふだんから先輩とはいろんな話をする。するとなんでか、わたしは自分のことを高い棚の上にあげて、ああだこうだと先輩に進言する係みたいになる。いつも、これであってるんだろうか、と考えなくもないのだけれど、そうして続いているのでまあいいのかなあとおもっている。
この日のライブもそうして持ちあがった話がもとになった。ライブはショーである以上、お客さんの目と耳、どころか全身でたのしんでもらうために、わたしたち演者は全力をつくすべきで、そこは疑いがない。けれど、たまには、というかその必要があるならば、自分のためみたいにやってもいいのではないかしら。すきなことだけを、すきなように。と、例によってわたしはいきおいよく先輩をたきつけ、やろうやろうとなったのだった。前々から、ケインズのマスターゲンさんが、いつもできないようなライブをうちでやったらいい、と話してくれていたこともあり、まさにその状況だった。がんがん宣伝すると、先輩のことだからいろいろ気を遣っていつもとおなじになるだろうな、とわたしは(勝手に)想像して、するとあんまり宣伝しないでひっそりやることになる。お店にとっては良いことではないから、失礼を承知で一部始終を話して、ゲンさんに相談したら、すんなりと話がとおって、びっくりした。もちろんいいよといってくれた。
勢いというか、そのときの気分を優先させてほしくて、ぎりぎりまで細かいことを決めずにやった。わたしは全然聴いたことがなかったstand by meのサントラ曲や、なんかすきっていうマッキーの素直、わたしのアイドル奥田民生さんの野ばら、共通の趣味・歌謡曲ということで渡辺真知子さんのかもめが翔んだ日。などなど、MCと世間話の中間のような、ゆるいトークとともに。2ndはオリジナルをやろう、ということで、先輩自身の曲の中から、ご本人が気に入っている曲たちと、わたしからのリクエストで「独り言」。さすがは先輩、できたてほやほやの新曲も披露。
ひっそりとした告知にもかかわらず、ファンのみなさまと、近所のみんながあつまってくれて、いつもと違った雰囲気をたのしんでくれたようで、ほっとした。
準備中と合間と終わりにはゲンさんが、stand by meサントラにちなんでドゥ・ワップをたくさんかけてくれた。そういうことが、ここにいると当たり前のような気がするのだけれど、そんなことなくて、とてもすごいことなのだ。ゲンさんはこの日、一曲コーラスにも参加してくれた。カウンターの向こうから。盛りあがった。

たまにはこういうのも、よかったかな。わたしはとても、おもしろかった。みんなもそうだったらいい。

レコード棚と先輩
ありがとうございました!
つづく