まいにちウクレレ

うたとウクレレ、コンサーティーナ moqmoqオカザキエミ うたいます うたいます

喫茶店の仲

 bar RAMライブありがとうございましたー!
 このところあらためて、愛をもってウクレレを弾けるようになり、すると楽器もちゃんとこたえてくれる。そのことがとてもうれしい。いろいろ至らないところもありますが、みなさまほんとうにいつもありがとう!次回RAMでは311チャリティライブに出演させていただきます。よろしゅうに。

 昨日完成した帽子がかなりお気に入り。が、暑いー。もう春なんだわ、きっと。編み物が調子良いのは、情熱があるからなのだ、きっと。ひとはりへの愛がすごい、我ながら。きっと。きっとってたくさん言うと意味わからなくなるなあ。



 コーヒーとかビールとかたばことか、苦いものって最初はつよがりだったなあ。という話をしていて、おもいだしたことがある。
 高校生のとき、映画の字幕の翻訳の仕事をしたいなとおもっていて、そうおもったきっかけをくれた英語の先生が、同僚の先生をさして、「ぼくと彼は、喫茶店の仲なんだよ」とわたしに言った。おとなになると、お酒を飲むでしょ。そうやって仲間とたのしい時間をすごしたり、つらいことを忘れたりするわけなんだけど、コーヒーやお茶で、つまりしらふでってことだけど、たのしく話をできる相手は、意外とたくさんはいない。きみは高校生だから、お酒の場のことはぴんとこないだろうけど。ぼくと小山田先生は喫茶店の仲、お酒のちからを借りなくても、のんびりたのしい時間をすごせる貴重な友人です。おもしろく禿げ上がった、ひとのよさが全身ににじみ出ている小山田先生は、にこにことそれにうなずいた。


 たしかに当時のわたしは、酒場のあれこれなんてしらなくて、へえーとかなんとか、そんなかんじでその話を聞いていたけれど、とても印象深いことばだった。32歳のいま、各地の酒場で気楽な話をしたり、お世話になっている飲み屋でふかーいような話をしたり、いろんな場をみてきた。酒場のたのしさって、うまくいえないけれど、お酒ぬきではやっぱり語れない。お酒があるから出来る話、ゆるせる話。なかよくなれるひと。たしかにある。
 最近は毎日のようにいるコーヒー屋で、みんなしらふで、やってくるひとびととあれこれ話している。仕事の合間に、一服しながら。これからのみにゆく前のひといきに。いってきまーすと次々でかけてゆく。これも喫茶店の仲ってやつかな。

 そんなコーヒ屋moose coffeeが月に2回やっている酒場moose coffee、場所を近所のバーAJITOにうつして、コーヒーとラム。集まってくるひとたちは昼間と同じようで、すこしちがったり。喫茶店と酒場のはざまを行ったり来たりする空間が、これもまたおもしろい。店主ふたりのいれる、ラムの入ったコーヒーがその感じににているなあなんて、おもっている。わたしは毎回そこでうたをうたっている。次回は24日月曜日、18時から28時のあいだ、ぽつりぽつりとうたいます、都合のあう方はぜひ。


 そして翌25日は代官山WGTでmoqmoqと宮下広輔。ペダルスチールとウクレレの組み合わせとても気に入っている。10年来のコンビではりきります。この日は対バンにgnkosaiBAND。われわれふたりとも参加しているバンドなので、この日は組んずほぐれつな夜になるでしょう。おたのしみに!gnk氏も言っていたように、わたしたちじゃないひとがこの組み合わせをやってくれることがとてもうれしい。


□2014年02月24日(月) □□□
moqmoq@川崎AJITO
[酒場moose coffee]
charge/投げ銭
18〜28時




 □2014年02月25日(火) □□□
moqmoq&宮下広輔@代官山wgt

[gnkosaiBAND×moqmoq]
charge/投げ銭 ※別途ご飲食をお願いします。
1st/19時半〜 2nd/20時半〜