まいにちウクレレ

うたとウクレレ、コンサーティーナ moqmoqオカザキエミ うたいます うたいます

もえあがる編みもの

 編みものしていると時間をわすれる。気づくと手がカクカクになっていて、ゆかいゆかい。今日は初めて、かせになっている毛糸を玉巻きにするのをやってみた。意外とうまくいって、ころんと丸まった毛糸玉は、いつも見ているとおりなのに、自分で巻いたとおもうと妙にいとおしい。毛糸にこんな気持ちを抱くなんて、想像を絶する。というか丸まっていることがうれしくて使いづらい。ウフ。ヘアバンド屋さんの話を聞いてがぜんやる気が出ている。ああ、一日にもっと時間があればいいのに。いつもまでも編んでいたい。連休中は音楽にまみれて思考停止していたので、今日になってあれこれ考え始められるようになった。日々の音楽と、そうでないことと、あってこその遠征。わたしにとってはそういう感じだ。強い風が吹いたら、おれたちのことおもいだしてよ。とイヤフォンからきこえた。今日はさっそく風がつよいよ。

 昨日はRAMライブありがとうございました。課題ののこる夜ではあったものの、収穫もあった。カウンターにいたシンガーソングライター大久保理くんの、Bird Callという曲がだいすきで、練習していったら、いっしょにうたってくれた。うれしい。最初は旅疲れでぼんやりしていたのに、一曲うたったとたんあたまがすっきりして、腫れていたのどもおさまった。げんきんなからだです。

 鎌倉へ向かうまえに、いつものところへいってただいまーおかえりーというのをひとしきりやり、みんなの連休をきいたりなんだり。おみやげ食べたり。みんなが各地に行ったおみやげ食べるのって、おとなになった感じするなーと言ったひとがいたけれど、たしかにこどものころって、すごく小さな範囲で動いていたし、なにしろ自分で決められることがすごく少なかった。ただいまとおかえりがうれしいのも、おとなになったからだとおもう。そのすてきさが、なにげなさが、いとおしさがいまならわかる。

 夏のような陽気の今日、うかれたかっこうで出かけていったら、数時間後にはすっかりさむかった。遠出していなくてよかったよ。でもこうやって季節の変わり目にうかれるのたのしい。そういえば山の上のほうは地震の揺れが少ないのだろう、という本日の発見。