まいにちウクレレ

うたとウクレレ、コンサーティーナ moqmoqオカザキエミ うたいます うたいます

太陽

 ちかごろもやもやというか、どうしていいかわからないことがあたまをぐるぐるしていて、もう今夜こそでんぐりがえしするしかないなーと朝からぼんやりおもっていた。行き先が見つからないとでんぐりがえしをする。すると全身にがーっと血が巡って、なんとなく落ち着くことができる。
 とはいいつついつもどおり、昼下がりにコーヒー飲んでいたら、なかよし家族がみんなでやってきた。お母さんと、5歳と2歳の息子たちはグアム帰りで、それは噂に聞いていたのだけど、わたしにもおみやげーといって袋を渡し、笑顔をみせてくれてとてもびっくり。遠いグアムの空の下で、たのしいことたくさんあるだろうに、ちょっとでもわたしのことを思いだしてくれたのだとおもうと、なんだかおみやげってすごいのだ。そのあともいろいろグアムの思い出を話してくれた(おかあさんに、そのあとなにしたんだっけ、とすべて話させるスタイル)。そのときのみんなの笑顔が、もらったお花のゆびわの笑顔に重なって、といったらちょっと大袈裟かもしれないけれど、あとあと眺めてはたまらない気持ちになる。
 そんなふうにおもっていたら、もやもやしていたこともなんだかすっきりというか、もうだいじょうぶーというか開き直ったような気持ちになった。そのお花の笑顔は太陽みたいで、といったらまた大袈裟かなあ。でもなんのへんてつもないような今日だったのに、じぶんにとってとてもたいせつにしたいことがひとつひとつ見えた、ささやかだけれど印象的ないちにちだった。今年ももうすぐおわりですね。