おしごと

　ひさしぶりの大阪遠征、めずらしく東京駅から新幹線に乗ったら、始発駅なので入ってきた車両の清掃作業があった。点検をする車掌さん、ごみを集めるひと、掃き掃除拭き掃除と頭のところに置いてある布を外して新しいものを撒くひと、それを一枚一枚広げるひとに分かれて、10分もかからずに終わった。毎回こんなことしていたなんてあんまり考えたことがなかったので、扉の横に並びながらじっくり眺めてしまった。いかに最小の人数で効率よく早く仕事を終えるかというのは、個々の力量ももちろんあるけど、そもそもそのシステムを作るのが大事である。よくできてるなあとおもって見ていたけど、最後にドアの内側と外側に分かれて、なんか言いながら合図を出していたのが、なんの意味があったのか気になるー。

　大阪に着いたら、なんとなくだけれど、うちのまわりよりもみんな元気な感じ。日曜に出かけることがないから知らないだけかもしれないけど、人出もたくさんで、マスクはみんなしているけどたのしそうに見えた。いろんな意見があるとおもうけれど、ざっくり言うとみんな元気なのがいちばんだと思う。体調というよりは、精神的に。もちろん体と心でひとつの人間。いつもいつも元気いっぱいとはいかずとも、みんな健やかにすごせますように。こんなに大阪に来ないのはほんとうにひさしぶりで、馴染みのある景色ばかりなのにつながりを忘れてしまって、駅前でしばらくぐるぐるした。方向音痴健在。明日は梅田で配信アンド有観客ライブ。有観客ライブってあたらしいことばだよなあ。今までお客さんいないライブなんてありえなかったんだもの。