師走です

　あっというまに12月も半ば。今月はクリスマスソングをうたうしごとがあって、汐留のビルのはざまで小粋にクリスマスを演出、とスマートにいきたいところなのだけれど、初回は若干バタバタだった。来週からは良い感じにできるのではないかと！わたしは15,16,22と出演します。16時からと18時からの２回。会場ではほかにもいろいろと行われているので、デートとか！あそびにいらしてください。

　冬の汐博　アドベントカレンダー　
http://www.sio-site.or.jp/event/13shiohaku_winter/13advent.html　

　それで昨日は、ほぼぶっつけだったクリスマスソングが気にかかり、考えていたら悶々とし始めてしまったので、すこし落ち着こうといつものコーヒー屋へ行ったら、いつものようにコーヒーがとてもおいしくて、それだけでこころからほっとした。だいぶ寒くなってきたけれど、見慣れたひとたちと寒い寒いといいながら飲むコーヒーはさらにおいしい（けどすぐ冷める）。そうこうしているとミュージシャン仲間から連絡あり、今夜飲もうということに。とんとんと、お友達の店に席をとってもらい、汐留の演奏を経て、新丸子へ。最近会っていない３人だったので、あれこれ近況を話して、おなかをよじりながらわらって、ともだちはおいしいごはんとお酒をたくさん出してくれて、とてももりあがった。ふと、すっかり12月だなあとおもう。帰りに終電を気にしながら、全然おいしくないコーヒーを飲む。夜中って全然おいしくないコーヒーしかのめない可能性がかなり高い。それでもわたしはコーヒー飲みたい。これで夜中においしいのを飲めたらほんとうにさいこうだ。家に帰って、編み物をすこしだけして、わたしという人間の毎日をぎゅうと凝縮したような一日だった。
　昨日お酒飲みながら、時間をどういうふうに使うかっていう話をしていた。それはずっと考えてきたことで、人生の限られた時間を、なににどう費やすかは自分しだい。それで人間のすごいのは、時間をかければかけるほど、からだが応えてくれるということ。どんなことをするにも。編み物ですら、そうおもう。いつもいつも厳密に考えていたらたいへんだけれど、自分がこれっておもうことはただただ、大切にやりつづけていたい。それはなんだか、すきなひとたちのそばにいることに似ている。そうだなあ、なんだかいろいろ理由をつけたり、言い訳したりするのだけど、結局だいじなひとのそばにいたいだけなのかもしれない。うまくいってもいかなくても。冬はセンチメンタル。でも、あれだな、どうしたってうたっているときがいちばんしあわせだ。あんなに無邪気にただたのしいことって他にはない。
とかなんとかつらつらと考えていたら、ともだち夫婦にぴかぴかのこどもがうまれていた。すごいよ、こどもなんてもう、あたりまえのように毎日どんどんおっきくなるぞ。めでたーい！