まいにちウクレレ

うたとウクレレ、コンサーティーナ moqmoqオカザキエミ うたいます うたいます

料理の本

 今年の目標のうちのひとつに、うなるようなおいしいものをつくる、というのがあって、それには手間ひまを惜しまずかけることが不可欠、という気がしている。なんでもそうだけれど。
 そこから、料理の本というものをあらためて見直し。なんだかこう、めんどくさくてあんまりちゃんと見ていなかったのだけど、めんどくささにはちゃんと理由と価値がある。ネットでたくさんレシピが見られるようになったけれど、それは簡単に!とか、短時間で!とかに結びついていることが多い。それもまたよくて、あらゆる理由で時間のないひとが短時間でおいしいものをつくれる。でも今わたしがしたいのはそれではないのだ!
 前から料理の本はすきで、眺めているのがすき。実際やるときは参考程度だったのだけれど、そのとおりにつくるとやっぱりおいしい。最近買ったスープの本は、悩みだったストックをとらないというやつで、野菜の味とトッピングで食べる。トッピングというのがまた秀逸!
 先日いただいた大量のそらまめをレシピ通りにスープにして、おすすめトッピングが溶きからし。溶きからし!しょうゆで溶いたからしを、食べるときに混ぜる。それがほんとうにすばらしかった。そらまめの味と、最後にからしらしき香りがふんわりして、ほんのすこしの辛味。なにこれ!とぼうぜんとなる。からしすごいー。というかこの組み合わせすごいー。
 料理も音楽も、ただおいしいだけじゃなくて、うううーーとなにも言えなくなってしまうような、たまらないやつがつくりたいのだ。