まいにちウクレレ

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ひつじ

さっきtwitterにひつじの写真があがった。
みごとに顔の真っ白なひつじ。

わたしはそれしかしらなくて、絵に描いたような、顔と手足の黒いひつじを初めてみたのはアイルランドに行ったときだった。しかもアイルランドのひつじは放し飼いというのか、日本のように牧場だけにいるわけではなくて、そのへんの丘を駆け回っている。よくみると顔がこわくて、いつでも飛びかかれそうで、あんまり近寄れなかった。



それで、行ってしばらくはわたしの頭のなかは黒いひつじのことで占領されていた。
毎晩パブに行くとたいてい、誰かに話しかけられる。ひとりでいるからだとおもうけど、とくにおじいちゃんに。きっと小さい子としゃべっているみたいな感じでいいのだろう、語学力的に。アイルランドのパブには、若者もたくさんいるけど、おじいちゃんも全然負けずにたくさんいる。みんなのびのびたのしそうに、若い女の子としゃべったり、踊ったり。それであるとき、パーチーというおちゃめなおじいちゃんと話していて、顔の黒いひつじすごいね、日本にはあんまりいないからびっくりした、というと、パーチーは、みんな顔を洗ってないんだよ、と言ってウインクした。そう、みんなウインクが上手。なにかっていうと、ウインク。あれできるようになりたいなあ。

と、白いひつじの写真1枚でずらずらと思い出が蘇った。最近写真の整理をしたから、見たい写真がすぐひっぱりだせてたのしい、そして、ブログを更新したくなるのでした。


丘の上のぽつぽつはぜんぶひつじ。