長野日記(2)上田 2012/3/18
朝8時出発でいいなら、長野まで乗せていくよ−!と咲子さん。
寝たの4時頃だったけど、がんばる!と返事をして、なんとかよろよろ起きた。共有スペースに、昨日知り合ったパウロの姿が。起きてきた咲子さんも一緒に、ストーブをかこんであれこれ話す。パウロは3Dな絵本を描いていて、いろんなことに意見を持っていて、鎌倉でゲストハウスをやりたいという。また会いたい。
ジョンが下でメキシカンモーニングごちそうしてくれるって、と咲子さん。もう、どんどん知らない名前が出てきてよくわからないけど、うんうん、とふたつ返事。
すんごくおいしかった、が、いかんせんわたしはおそろしく、ふつかよい。
全然箸(フォーク)がすすまず、途中黙って席を立ち、こっそり吐きながら(!)なんとか完食。ジョンも奥さんもこどもたちもいいひとたちで、うらぎれなかった。くやしい。
ジョンの車で長野まで連れて行ってもらうことになったけれど、限界なわたしは車をとめてはげーげーやっていた。みんな笑ってみてくれていた、やさしい!
長野駅で丁重にお礼を言っておわかれ。また足を向けて寝られない方角追加。この調子で行くとわたしは、縦になって寝るしかなくなってしまいそうなのだけど。
ひとりになってからはやっと吐き気がおちつき、とりあえず温泉に直行。あんまり時間はないけれど、千曲川温泉にうまる。お風呂の魔法はすごい、なんだか生き返ったぞ。
上田までは、寝ているうちについてしまった。いかんいかん、こんなことでは。
上田の街を歩きながら、ともだちと電話で話していた。ふしぎだけれど、ひとりの旅先だとなぜか電話でしゃべってしまう相手で、大阪やアイルランドからも電話した。何を言うでもないけれど、ひとり旅は知らず知らずに気を張っているようで、このときだけはすこしゆるんでらくになる。
ほどよくリセットされたところでルヴァンに到着。話題のパン屋さん。
入った瞬間から、お店のひとたちみんなの前向きなエネルギーを感じる。お店がいきいきしている。とりあえずカレーをいただく。
たべものの写真ばっかり
変幻自在のレゲーブより良太くん
ルヴァンドのみなさんが、今日のことを歌詞にしてうたってくれた。涙
今日しかできない特別なものをやるのって、すごくすごくだいじなこと。とみんなにあらためておそわったいちにちだった。良太くんが描いてくれたフライヤーの絵がすごく気に入ってしまって、今ではtwitterの画像に使わせてもらっているのだけれど、そういうのを作ってくれることもそうだし、毎回を特別にする気持ちを、ちゃんとみんなにわけていきたい。
夜の上田を案内してもらい、バーに寄ったりなんかして、若者ふうなわたしたち。
前回にひきつづき、じゅんくんとともに、良太夫妻のところに泊めていただいた。ひとを泊め慣れているふたりは、気をつかわせない、もてなし上手。見習いたいところです。
このあたりから身の振り方があいまいになっているのだけれど、じゅんくんの「あしたネオンホールいっしょにでる?」というお誘いにのり、明日までいることになりました!ビバ!